映画:胸三寸!2016年ベスト10&ワースト3! ~面白すぎてしんどい~

ワクワクもんですね。

 光光太郎です。


 師走も師走の年の瀬。この時期の映画界隈と言えば今年のベスト10とワースト10の発表ですよね。今年私が劇場で観たのは37本…シネコンでかかっているようなメジャー作品が主ですがどれもこれもが非常~~~~に面白い!そのために順位付けするのがとてもしんどかったのですが、まぁタイトルにある通りどうせ自分の胸三寸ですからね!ええ!




 まずはベスト10から! 

10位

ガールズ&パンツァー 劇場版 4DX 


公開されたのは2015年ですが、近くの映画館にて4DX限定リバイバル上映されたので鑑賞(ついでにAmazonプライムビデオでTVアニメとOVAを鑑賞)。

戦車の性能も乗り手の技術も最底辺のチームが最強チームの油断をつき戦術とガッツで一撃必殺を狙う戦車道バトルがTVアニメの見どころでしたが、今作では「全く油断しない史上最強チームとのガチンコ殲滅戦」へと変化。この戦いそれ自体がTVアニメと異なる見せ場とアイデアの連続で楽しいのですが、何よりも素晴らしかったのは、戦車ごとに座席の振動パターンが違うことを始めとした4DX演出の数々! まさか入浴シーンでシャボン玉が出るとはね!アホか! 

なにはともあれ「映画は体験である」ことを再認識させてくれる傑作でしたよ。  



9位 

君の名は。


 年明けにはIMAX公開も決定している、絶賛大ヒット公開中のアニメ映画。

初鑑賞時は全く面白さが分かりませんでしたが二カ月間思考を重ねることで魅力を咀嚼することができ、その後複数回鑑賞するほど好きになってしまいました。しかし今作の面白さは映画という枠組みとは別ベクトルにあると思うので、順位は低めの位置に。

 詳しい感想はこちらで

 映画感想:君の名は。 ~意志さえあれば~



8位

映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!  


絶賛放送中、魔法使いプリキュアの劇場作品にしてプリキュア映画の最高傑作でした。

どこまでも丁寧で真摯な物語作りが特徴だったプリンセスプリキュアの製作スタッフの手によって作られているため、TV本編のテーマやミラクルライトという特殊なギミック、映画でしかできないエンタメ要素等が見事に融合していたんですよ。

可愛い作画と力強い線に定評がある上野ケンが作画監督を行っていることもあり、本編と同一人物とは思えないほど美人になっているキャラクター達も必見。しかし、可愛いだけで終わらないのが東映アニメーションの劇場作品。圧倒的な絶望描写には私も泣く寸前まで追い詰められ…劇場の子供たちはビービー泣いていました…。 



7位 

アイアムアヒーロー 


看護師の母親と一緒に鑑賞した日本製ゾンビ映画。

現代日本的な「力を振るえない」男性が自分自身と向き合うドラマのカタルシス、100体以上のゾンビと閉鎖空間で真っ向勝負するカタルシスはゾンビ映画史上トップクラス!前半部の日常描写や事態拡大描写の丁寧さを欠かさないからこそ、エンタメの本筋を活かすことが出来たのでしょう。 

あと有村架純が可愛いっす。後半の存在感が希薄すぎますが…。

 詳しい感想はこちらで 

 映画感想:アイアムアヒーロー ~和製「ゾンビ」「ショーン・オブ・ザ・デッド」爆誕!~



6位 

ドント・ブリーズ 


88分の中に凄まじい娯楽が詰め込まれた傑作スリラーホラー映画。

強盗悪ガキ三人組が忍び込んだのは退役軍人おじいちゃんが住む不穏な家だった…こういった短時間スリラー、ホラーはアイデア一発見せ場一発で後半になるほど退屈になることが多いのですが、今作はとにかく「丁寧」なので全く飽きることが無いんですね。ねっとりとした長い長いワンショット映像や暗闇表現、銃撃の重さ表現等の工夫によって緊張感を常に煽り続ける丁寧さ、それらギミックによってドラマが止まることを防ぐ人物描写の丁寧さ

 一見するとレンタル屋の準新作コーナーに並んでそうな作品ですが、これは是非映画館で観て頂きたい!いや、家で観たらそれはそれで凄く怖いと思うんですけどね(笑)。  



5位 

スター・トレック BEYOND  


名作SFドラマのリブート映画第三作にしてスター・トレックのオリジンへと立ち返った作品、そしてレナード・ニモイとアントン・イェルチン追悼作品でした。

何故仲間を危険にさらし家族と離れてまで宇宙を進むのか?そりゃあ宇宙が面白いしみんな宇宙が好きだからだよ!ということを内容でもカメラワークでもエンディングでも示しきったことで、今後は過去作品へのオマージュに縛られる事無く多種多様なSF物語を描いていけることでしょう。 



4位 

聲の形 


人と人とがコミュニケーションを行うことの難しさと尊さを描き切った傑作アニメ映画です。

今年公開されたアニメ映画の中ではかなり長尺な上にイライラしてしまう展開が多めですが、間違いなく今年を代表する「映画作品」の一つですよ。

 詳しい感想は是非こちらで 

映画感想:聲の形 ~人間賛歌~



3位

この世界の片隅に 


公開館数が少ない中で大ブームを起こし、年明けには200館以上で上映されることになった原作漫画付きクラウドファンディングアニメ映画。

 漫画というメディアを最大限活かした表現によって第二次世界大戦中の生活を描き切った原作に対して、映画というメディア、映画という体験を最大限活かした表現でテーマを語るという真っ当すぎるリスペクトを払っていました。一人ひとりの日常と感情こそが力強く温かいドラマであると示した今作、今後も数多くの人達に鑑賞して頂きたいですね。  



2位 

ちはやふる -上の句-  


今年の傑作邦画ラッシュの走りにして東宝一人勝ちの口火を切った、原作漫画付き青春かるた映画。 

何はともあれ広瀬すずの驚異的な可愛さと身体能力の高さですよ。彼女が出るだけで画面から幸せの波動が押し寄せ、かるたを取れば戦神の女神の如き迫力と美しさで圧倒すると。神。 

他にも心地いいチーム感や非体育会系全員の共感を誘った机君の活躍、非常にロジカルな最終決戦等、こちらが安心して楽しめるような工夫が丁寧に施されているんですよ。TV局が絡んでいるはずなので、ワンクールに一回くらいはTVでやって欲しいですね‼ 

詳しい感想は是非こちらで 

映画感想:ちはやふる -上の句- ~ザ・青春~



1位 

シン・ゴジラ  


2016年映画ベスト1は久々の日本製ゴジラ映画にして最高の日本映画作品である「シン・ゴジラ」です! 

ファン向け映画であり、間口の広い娯楽映画であり、日本人や日本を清濁交えて描いた日本映画であり、映画体験をデザインされたまごうことなき映画でもあり…。ジャンル映画に囚われることなく「面白い映画」を追い求めたスタッフ達には何度感謝してもしきれませんよ…。本当にありがとう!6回しか観れなくてごめんなさい‼ 

詳しい感想は是非こちらで 

映画感想:シン・ゴジラ ~日本を信じる日本映画~




如何でしたか?振り返ってみるとベスト10中8作品が邦画という結果に。他にも面白い邦画が沢山あり、2016年は邦画の年と言っても過言ではないでしょう。これは単に素晴らしい映画作家達が多かったというよりは、日本映画界が変化し始めたと捉えたい!「君の名は。」はまさにチームで作り上げた超絶大ヒット作品ですしね。  


さて…それでは…ワースト3の方も発表していきますよ…!豊作続きの今年でも掃き溜めに捨てるべき駄作、どうしても許せない映画などがあったんです…。



ワースト3位

何者  


タイトな上映時間で希望のある終わりを示してくれたのは素晴らしかったですよ。遂に自分の物語を語り始めた瞬間ですもん、そりゃ、熱いに決まってる。実力派若手俳優陣によるリアルすぎる演技合戦にも賞賛を送りますよ。

が、が!ど~~~~しても私はこれをフィクション娯楽寓話として捉えることは出来ない‼登場人物達の描かれ方が不公平なことも相まって、怒りを感じずにはいられない作品でした。

駄作というわけではないですが、恐らく一生忘れることはないでしょう。 

対して詳しくない感想はこちらで 

映画感想:何者 ~諦めを押し付けるな~



ワースト2位 

変態仮面 アブノーマルクライシス 


役者さんは頑張っている。私は鈴木亮平も清水富美加も柳楽優弥も大好きですし、彼らが楽しそうに演技しているのを見るのは楽しかったですよ。 

ただ…ドラマとギャグが全く面白くない。最後のギャグだけはクスリと笑えましたが、それ以外は真顔でずーーーっと見ていたんですよねぇ…。今更のスパイダーマン2オマージュもあまり…。上映時間をもう少し短くしてくれればよかったんですが…。



ワースト1位

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 


今年最も苦痛だった映画体験を与えてくれやがった怨敵

画面も話もギャグもエンディングも安っぽくて繋がりが無く唐突。神木隆之介の元気のいい演技も長瀬智也の芋っぽい演技も全てが繋がらず、映画でやる意味が全く見いだせない。多分テレビでやった方が100倍面白い。映画じゃねぇ。 




さてさて、それでは今一度ベスト10とワースト3を。 

ベスト10 

  1.  シン・ゴジラ 
  2.  ちはやふる -上の句- 
  3.  この世界の片隅に 
  4.  聲の形 
  5.  スター・トレック BEYOND
  6.  ドント・ブリーズ 
  7.  アイアムアヒーロー 
  8.  映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!
  9.  君の名は。 
  10.  ガールズ&パンツァー 劇場版


ワースト3

  1. TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 
  2.  変態仮面 アブノーマルクライシス 
  3.  何者 


就活があったり土日に入るバイトがあったりして中々公開日に観に行けない、そもそも映画館へ行けない時期もありましたが、今年も数多くの映画体験を味わうことが出来ました。

これから会社人になりますが、精神の安定の為にも、話のネタにするためにも、何よりも楽しい空間に身を置く為にも、映画館へ通っていきたいと思います。 

ブログも更新頻度が落ちてしまいましたが、来年はもっとサクッとした内容で色々書いていければいいなと。少々おふざけ多めでね。 


 それでは、今年もありがとうございました!よいお年を! 





劇場鑑賞作品37本。鑑賞順に。


俺の話は俺がする

映画からプリキュアまで

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