ワクワクもんですね。
光光太郎です。
↑前回の記事の続きで、引き続きミニプラジュウオウキングについてレビューしていきたいと思います。この記事では遂に
合体
させていきますよ!
■ジュウオウキューブ集合
いや~四角い四角い(笑)。わりとそれぞれの目つきは悪くモールドもびっしりと彫り込まれているのですが、その四角くデフォルメされたフォルムによって可愛くもなっていますね。さてさてそれでは…
3!
2!
1!
ジュウ~オウ~キング~!!!!
3体のジュウオウキューブは合体し、ジュウオウキングへと姿を変えます。
合体変形自体はとてもシンプルなのですが、動物→キューブ→ロボという見た目の大幅な変化と、シンプルな形の中で行われる非常にメカニカルにデザインされた変形行程とから、視覚と触覚にメリハリのある遊びとなり、戦隊ロボでの「遊び」全体を捉えて面白さを出しつつ、徹底的に「引き算」のデザインが施されたその玩具デザインには、工業的オモチャデザインの美しさを感じてしまいます。まぁ私が何を知っているわけでもないのですが…。
そして!何と言っても今回の「ミニプラジュウオウキング」の素晴らしい点は「DX版準拠のプロポーションに出来る」事ですよ!今までのミニプラ戦隊ロボはどれもがカッコいいプロポーションになっており、DX版のずんぐりむっくりとした「オモチャ感」のある造形では無かったんですね。根本的にコンセプトが異なるので致し方ないのですが、今回は!それが!出来ているんですよ!ミニプラらしいプロポーションにも出来つつ、DX版らしいプロポーションを再現することも出来るという、前代未聞のことを成し遂げているんです!いやほんとに、DX版のプロポーションを肯定するかの如きこの方式を採用したスタッフの方々は、本当に偉い!
忘れていましたが、しっかりとキューブキリンをバズーカにして装備することも可能ですよ。
さてさて、それでは本来のミニプラの姿、可動域重視形態へと変形させていきます!
足をボールジョイントにし、膝や足の付け根あたりの可動を確認します。
足先が動くようになり、接地性が格段に向上しました。また、足を広げることが出来るようになっており、八の字立ち等が可能になっています。腕の装甲板もボールジョイントで可動するので、腕を曲げることが出来るようになっています。腕自体の長さはDX版とあまり変わらない印象ですが、手首を曲げることによる表情付けで力強く魅せることが出来ます。
これだけでも非常に見栄えが良いですね。動かす際に邪魔になるので、リアスカートの様になっている「2」の部分はとってしまってもよいでしょう。
ただ、シャークの顔の部分が干渉してしまうため足を後方に動かせないので、逆S字ポーズは出来ません。
それでは、ここからは色んなポーズを付けてみたいと思います。
いや~これが「ミニプラ」ですよ!あのジュウオウキングがここまで動くようになるんですからね!肩の可動域がそれほどありませんが、足がかなり縦横無尽に動かせるのであまり気になりませんでした。背中の穴が3mm穴でフィギュアスタンドを使うことができるため、空中戦も自由自在です。造形自体がとてもシンプルで視認しやすい為、アクション映えするオモチャであると思います。これは本編でのアクションも期待できますね。
「ミニプラジュウオウキング」如何だったでしょうか?
造形や変形の面で見てもDX版を上手く再現していますし、ミニプラらしい可動域も持ち合わせ、尚且つとても作りやすい、素晴らしい玩具であると思います。
しかし、やはり若干の遊びにくさや壊れやすさ、肉抜き穴や内部構造の必要以上の露見、何よりもメカニズムを感じる「音」が出ない等といった問題点もある為「ミニプラがDX版よりも勝る」と一概にいう事は出来ないでしょう。
DX版には「完成された玩具」、ミニプラには「安価なDX&良プロポーションの可動フィギュア」、そしてこれから発売されるファイティングアクションロボには「非変形で最高プロポーションの超絶可動フィギュア」という、それぞれの販売形態に特化した魅力があります。歴代の戦隊ロボの中でも、かなり明確な住み分けが行われていると言えます。
ミニプラの話に戻りますが、キューブ状態にできること等からコレクション心をくすぐられるオモチャでした。ニンニンジャーのミニプラは買っていなかったのですが、今年は全種類買っていきたいと思いますね。
次弾発売は4月!恐らくジュウオウエレファントやジュウオウタイガーが発売されると思うので、今から楽しみですね!
↓前回のジュウオウキューブ編
↓DX版ジュウオウキングについて
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