私の「特撮」幼少期編 ~ビーファイターカブト~

ごきげんよう。

光光太郎です。


今日は好きな特撮作品について色々と書いててみようと思います。


私はいわゆる「特撮ヒーローもの」が大好きでして、20歳を超えた今でも日曜の朝は7時20分に起きています。これは父とある漫画の影響がとても強いのですが、そのことはまた今度書きたいと思います。


前置きも済んだところで、今回お話したい特撮ヒーローは

「ビーファイターカブト」

です。






ビーファイターカブトがどんなものかについては上記のWikipediaを参照して欲しいのですが、簡単に説明すると、


●1996年に放送されていた「メタルヒーローシリーズ」の第15作目であり、前作「重甲ビーファイター」の続編。

●昆虫の力を秘めた「ネオインセクトアーマー」を「超重甲」して装着し、地球生命体抹殺を謀る「メルザード一味」との戦いを繰り広げていく。


という作品です。

メタルヒーローシリーズとはその名の通り「メタリックなスーツを着て戦うヒーローシリーズ」であり、1982年の「宇宙刑事ギャバン」から1999年の「テツワン探偵ロボタック」まで続いた一連の作品群のことですね。それまでのスーパー戦隊や仮面ライダーとは一線を画すヒーローデザイン、メカデザインが特徴的です。このデザインの系譜は、平成ライダーに受け継がれています。

メタルヒーローの始祖、宇宙刑事ギャバン。ロボコップのアイデア元でもある話は有名ですね。

同年のスーパー戦隊、仮面ライダーと比較して。一目で「新たなヒーロー」であると分かるデザインです。




私は物心ついた時からビーファイターカブトを見ておりまして、録画したりダビングしたビデオを繰り返し繰り返し鑑賞していました。もうゾッコンなわけです。


まず、主題歌がいいんですぇ~。歌っているのは「樫原伸彦」さんという、戦隊の挿入歌を担当されたりAKBやSKEに楽曲提供をされている方です。明るく明快で覚えやすい、口を大きく開けて歌いたくなる歌なんです。多分ずっと歌ってましたね。

「デュア~~ダッダラッダタラ~ラ~ヂュ~ジャ~」

という力強すぎるイントロも大きな魅力です。また、TV放送版のOPでは変身アイテムの「コマンドボイサー」の「タラリルっ」という音声が入っています。これも何度でも聞きたくなる音声なので、YouTubeのレビュー動画を参照してみてください。「インプットカードガン」の音声も病みつきになります。




これはもっていましたね~。小学校低学年で捨ててしまったことが悔やまれます…。トンボーガンやブライトポインター、セミッションマガジンも持っていたので「インプットライフル」にできていたんですが…あとの祭りです。


作中BGMや挿入歌も両極揃いなので、ビーファイターカブトは

音楽面で魅力的

な作品であった、と言えると思います。



お話的な魅力だと、敵味方共に「ワクワクするワンパターン」が多かった印象があります。

ビーファイター側の「コスモアカデミア」という組織には「ビートルベース」という秘密基地があります。ここから「ネオビートマシン」というメカが発進するのですが、そのシーケンスは本当に素晴らしいの一言なんです。オモチャで再現できる点も大きなポイントですね。さらに劇中では、メカニック開発班や整備班だけでなく様々な人々の「仕事の様子」が分かるよう描写されていた印象があります。「ヒーローを支援する組織」という描写がしっかりとされていたわけですね。

つまり味方側には、「秘密基地からの発進」「サポート組織の描写」というワンパターンがありました。


対して敵側には「怪人(獣)誕生のシーケンス」というワンパターン描写があります。

メルザード一味は「マザーメルザード」という形容しがたい美しさの造形を持つボス母の下に、陸上生物軍団の兄「ライジャ」と側近の「ミオーラ」(エロい)、水中生物軍団の弟「デズル」と側近の「ドード」(可愛い)が存在します。この兄弟はすこぶる仲が悪く、そのやり取りも全く飽きません(笑)。

そして、ビーファイターカブトにおける敵怪人は全て「マザーメルザードが化石を吸い込んで作った卵から産まれる存在」なのです。例えば、第一話の敵はマンモスの化石から作られています。なんの化石からどんな怪人が産まれるか…ワクワクしますよね。この「怪人誕生のシーケンス」が毎回毎回結構な尺で面白く描かれているんですよ。

また、使用される化石(運任せ)によって指揮隊長が変わるのも新鮮でした。一度ネズミと貝の化石が偶然同時に使われて誕生した「ネズガイラ」という怪人が出てくるエピソードがあるのですが、怪人の魅力と兄弟ケンカ、そして夢をあきらめないお話という要素がとても面白いので、機会がありましたら是非見てみてください。9話です。


とまぁ、こういった

安定した面白い作劇

が魅力的な作品でもありました。本当は「メダル争奪戦」や「悪のビーファイター、新たなビーファイターの存在」、「追加武器」、「巨大ロボット」など、まだまだ面白い作劇要素があるのですが、ここでは省きたいと思います。私も全話見ているわけではないので…。





こんなところでしょうか。

このブログには「自分自身の意見や知識のデータベース」とする意図もありますので、こういった「思いで語り」的な記事もドンドン投下していこうと思います。いや、しかし、ビーファイターカブトって

カッコいい

ですね!



※番組録画したビデオを繰り返し見ていたので、CMなども非常に印象に残っていたり…特に「アサヒシューズ」「男少々」「トーマス」「ウルトラバトルゾーン」ですね。この他にも「コアラのマーチの絵柄募集」「たまごクレープアイス」等も印象強いです。




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