ごきげんよう。
光光太郎です。
映画でもカレーでも同じですが、時間をおくと考えや味が深まってくるものです。そこで今回は、以前感想を投稿した映画「俺物語‼」の、今だからこそ思う魅力について書いていきたいと思います。
↑以前の感想記事です。映画内容の説明などはこちらで行っておりますので、よろしくお願いします。
映画「俺物語‼」には、観ていると自然に笑顔になってしまう魅力があります。そう、つまり幸せの波動がスクリーンから発せられているわけです。以前の記事では幸せの波動の源を「『俺物語‼』を作ったスタッフたちの意気込み」「役者の演技、顔」「宮城県」だとまとめていましたが、今回はそれとは異なる視点で、幸せの波動を考えていきたいと思います。
■映画「俺物語‼」とは?
そもそも映画「俺物語‼」とはどういった物語だったのか?それは
「人が人を思って頑張る物語」
でした。
この映画では、ほぼ全てのキャラクターが「誰かを思って頑張っている」んですね。自分のことを考えて行動するのではなく、相手を思って行動している描写が全編通して描かれています。特に「自分が好きな人達が、どうにか幸せになってほしい」…そんな気持ちを持った登場人物達が殆どです。
そして、主役である猛男は「自分を犠牲にして」誰かの為に頑張り、大和は「好きな人が喜ぶこと」を行うために必死で頑張る…その思いはすれ違ってしまうのですが、その頑張りは周りに影響を与えるんですね。人を思っての努力や行動は、その一生懸命さから伝わってくる「意志」は、人に届くんだ、人を動かすんだということを、改めて思わせてくれます。それは、とても幸せなことですよね。それが「人を好きだという気持ち」なら、尚更です。
だからこそ、すれ違いにすれ違いを重ねた二人の関係を取り巻く、様々な思いが収束していく「あの」シークエンスには、この映画最大の多幸感が詰まっていると思います。正直幸せすぎて死にそうでした。
書いていて少しウルッと来ていますが、進めますね…。
■映画「俺物語‼」の天使
もうこれは大和役の永野芽郁さんでしょう!感想記事でも書きましたがこの映画、人物のアップが上映時間の3分の1を占めていると言っても過言ではありません。そこで映し出される方が…
この方ですよ。もう可愛すぎですね。これが大スクリーンでドアップで、しかも滅茶苦茶可愛く撮影された姿が見れるんですよ!?そりゃあ多幸感に包まれるにきまってるじゃないですか‼!必見‼‼‼‼
眼鏡好きな私としては、この恒松祐里さんのドアップがみれたことも多幸感度高いですよ!というか、映画「俺物語‼」は端役に至るまで極端な不細工が出ていないんですよね。あくまでも「日常感」を感じられるような、自然な顔だちをした役者さんが端役で揃えられていると思います。
■牧歌的な情景
映画「俺物語‼」は、全編宮城県で撮影されています。ここがロケ地として選ばれた意味は感想記事でも書いているので、そちらをご覧ください。
この映画は、緑豊かな宮城県の風景の中で物語が進行していきます。猛男たちが通う学校もどこか田舎の雰囲気をまとっており、屋上からは周りが緑に囲まれた住宅街だということが分かります。恐らく「仙台城南高等学校」であると思われます。
ここは宮城県仙台市の西に位置した場所で、劇中で訪れる「ベニーランド」や「八木山動物園」も近くにありますね。他にも「定禅寺通り」や「せんだいメディアテーク」「クリスロード商店街」「広瀬川」「勾当台公園」「七北田公園」など、宮城県民の生活圏内にある様々な場所が登場します。
そして、私のような宮城県に住む者が日常通るような場所が「俺物語‼」の舞台として描かれている様を見ていると、もう、何とも言えないんですね。あの大好きな「俺物語‼」が、私のいる場所で展開されている…!そして、「俺物語‼」にこの上なくあっている…!これを多幸感と言わず何というのか…!
感想記事でも書きましたが、私はより宮城県の事が好きになりました。私の住んでいる所は、こんなにも美しく、幸せな気持ちをくれる場所だったんだなと、今一度見直す機会になりました。
■まとめ
振り返ると、映画「俺物語‼」で私が感じた多幸感は
①人が人を思って頑張る物語
②永野芽郁
③宮城県
から感じるものであった、ということです。
まだまだ劇場で流れている映画です。是非、是非宮城県に住んでいる方には観て頂きたい映画です!!!!
(予告の音を聴いているだけで泣けてきました…幸せの波動に包まれて…)
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